• 『自分らしく自由に歌い生きるアーティストの為の場所。 本当の声を解き放つ、世界基準のボイストレーニングと  世界に一つだけのオリジナル曲』

    皆さんこんにちは!

    Vocal Studio 802 井田幸乃です。

    ボイストレーナーという職業柄、「どうしたら上手く歌えるようになるか」を発信することに寄りがちになってしまうのですが、1番伝えたいと思っていること、私の考え方を、今日は書きたいと思います。

    歌って「プレゼント」なんです。

    誰かに渡したいもの、つまり「心」とか「思い」。それを技術というラッピングで丁寧に包み込んで、大切に手渡す。

    大好きな人に何を送ろうか、そんな風に曲を選んだら、丁寧にラッピングするように練習する。届ける時には、喜んでもらえるだろうかとドキドキしながら渡す。

    でも、「まあこれでいっか」と選んだギフトに、いくらゴージャスなラッピングをしても、もらった人はあんまり嬉しくないし、自己満足になってしまう。

    あるいは、一生懸命選んだんだけど、時間なくてラッピングできなかった!というのも、雑ですよね。笑

    逆に、相手のことを思えば思うほど、中身にも包みにも気を抜けないでしょ?長い片思いの末やっと付き合えた恋人の誕生日とか、頑張りますよね。

    私たちボイストレーナーは、「いかに早く美しくバリエーション豊かにラッピングできるか」を提供していると言えるでしょう。すこし踏み込んで、「あなたの心とぴったりなラッピングの選び方」というのもやってるかな。

    でもやっぱり、「相手への思い」「伝えたい気持ち」がなければ、いくら発声を整えても、プレゼントにならないんですよね。

    大事なギフトなら、ラッピングも丁寧にしましょうね、というのがボイトレなんだよなぁと思うのです。

    私自身が長い間、自分の歌唱力に悩み続けていたのは、ラッピングにばっかりこだわっていたからだと感じています。中身があるからこそ、ラッピングの方向性も決まるってものです。何もないところに、なんだか見栄えのよい装飾をして、「なんで出来ないんだろう」ってやってたんですよね。

    プロだからとかアマチュアだからではなく、ちゃんと大事にプレゼントを手渡した時に、感動が生まれます。「このラッピングすごいでしょ」ではなくて。時にはリボンが解けたり、カドが破れたり、トラブルもあるでしょう。それでも大切に選んで大切に包んだプレゼントというのは、嬉しいものですからね。

    そんな風に歌っていきたいし、生徒の皆さんにもお伝えしていきたいと思っています。

    それでは皆さん、良い1日を!