皆さんこんにちは!
Vocal Studio 802 校長の幸乃です。
皆さんは、歌うことは難しくて、できないくらいで当たり前だと思っていませんか?
数年前まで、私もそう思っていました。
でも今はそう思いません。
一度発声の基礎が整うと、歌は難しいものではないという認識になっていきます。
基本的な動作と考え方をしっかり習得しておけば、歌えば歌うほど、練習すればするほど喉が自由になり、歌いづらさを感じなくなり、より高い歌唱力を身につけることができます。
声の出し方がわからない、出したい声が出せない。だからレッスンに何年も通う…そんなことは必要なくなります。
歌唱の基礎筋力がしっかりとつけば、その後は、「あなたが何をどう表現したいか」「誰に何を伝えたいか」が声を導いていくことになります。あなた自身が、声の質感や響きを、自分の心模様を軸に選択していけるようになるのです。
喚声域の不安定さが改善されない…
裏声にしないと高音が出せない…
ミックスボイスの出し方がわからない…
鼻にかかる子供っぽい声…
これらは私が35歳になるまでずっと抱えていた悩みですが、発声の基礎を身につけてからは、ほぼ全て解消しました。
「ほぼ」と申し上げたのは、初めて挑戦する曲やフレーズなどは、上手く歌えないこともあるからです。ですが「どうしたら歌えるようになるか」という解決策を頭と身体が知っている為、多くの場合、苦手なフレーズも歌えるようになります。
感情があって話ができる限り、歌の才能がないということはありません。歌が思うように歌えないのは、才能がないのではなく、基礎が整っていないから。
そして基礎を整えるということは、本来持っている能力を引き出して育てるというシンプルなことなんです。
何度でもお伝えしたいです。
才能がないのではなく、発声の基礎を見つけられていないだけなんです。