• 『声心体一致のボイストレーニング。 ベルティングボイス&ミックスボイス習得で自分らしく自由な歌声を!』

    皆さんこんばんは!
    Vocal Studio 802講師の井田幸乃です。

    ブログの更新頻度を上げると宣言しておきながら、お久しぶりになってしまいました。すみません!

    今日は、定期研修のご報告です。

    Vocal Studio 802では、講師研修という名の勉強会を定期的に開催しておりまして、先月は10月29日に行いました。
    とは言え今のところ黒澤講師と私の二人だけなので、だいぶリラックスモードです。笑

    ボイトレとひとくちに言っても、発声法もいろいろありますし、新たに解明されていく事実も多くあります。また歌声というのは心の影響を多く受けやすく、特に本番で実力を発揮するためには、心を丁寧に扱っていく必要があります。そんなわけで、我々も日々勉強し、自分を実験台にして、知識と技術を深めていくことが不可欠なのです。

    先日の研修では、「ベルティング発声」と「トラウマ克服」について勉強しました。

    「ベルティング発声」はざっくり言うと、地声の響きで高音を鳴らす発声法です。チェストミックスボイス、と表現するとわかりやすいかもしれません。力強い、逞しい、ロックっぽい、そんなイメージの音色です。「これは是非できるようになりたい!」という人は多いですよね。力強い声色からして、やっぱろパワーが必要なのでは?と思う方もいらっしゃると思うのですが、むしろ喉の脱力が不可欠です。声帯は閉鎖、喉は脱力。響かせ方のコツを掴むこともとても大事。是非できるようになりたい!という方は、レッスンの際お声がけくださいね。

    また「トラウマ克服」は、ボイトレと関係なくない?と思われがちですが、関係大あり!なのです。トラウマがあるとパフォーマンスが落ちるし、誰もが「小さなトラウマ」を発端に苦手意識を持ってしまったり、過度な緊張状態を引き起こしたりしてしまうことがあります。例えばボーカリストなら、【一度ライブで、サビの高音ひっくり返っちゃった!→苦手かも…→次のライブでは同じところで妙に緊張し硬くなって失敗。。→あーやっぱ苦手→失敗&苦手の繰り返し】という具合に。トラウマとなりうる出来事を直視したり、練習の中で成功体験を重ね脳の書き換えをしていくことで、問題を克服することが可能なんです。

    生徒さんの歌が、また生徒さんの音楽人生がより良いものになるお手伝いをしていけるよう、私たちも常に学んでいきたいと思いますので、皆さんこれからもよろしくお願いしまーす!