こんにちは!
Vocal Studio 802講師の井田幸乃です。
今日は「できない」ことについて書きます。
最初から上手く歌える人っていると思うのですが、私は残念ながら、下手の部類のスタートでした。
お世辞にも才能があるとは言えないし、周りの人達には「どうして音楽をやるなんて言い始めちゃったの?」と疑問に思われました。アマチュアの時のライブでは「素人のカラオケより酷い」という声が聞こえたり、緊張のあまり声がひっくり返りまくって前を見られず客席に背中を向けて歌ったり。仕事として歌ってきた中でも「使えない」「プロじゃないね」「ピッチ何とかして」などと、面と向かって言われたこともあります。書き連ねると辛いですね。笑
それでも私は「できない」自分が結構好きです。
できないほうが、できた時の喜びが強いし、その喜びを得る回数も多いでしょう。だから学ぶことや練習することに対して前向きになれるし、生徒さんや仲間のできない気持ちに寄り添うことができる。できないことができるということの価値をちゃんと知っている。
こう書くと、「できない」って結構良くないですか?